「USB Lock」は、USBメモリなどのリムーバブルメディアの中身を、簡単な手順で保護し、様々な認証方法でロック/アンロックすることができるソフトウェアだ。鑓水さんは、独学で得たプログラミングに関する知識をもとに、このソフトウェアを制作。制作期間はたったの4日間で、夏休みに受験勉強の合間に制作した。
作品名:USB Lock
第33回 U-20プログラミング・コンテスト 個人部門 経済産業大臣賞
落とし物お知らせサービス「あったよ!」は、スマートフォンを使った落し物に関する情報提供アプリケーションソフト。情報研究部のメンバー3人が開発した。宮城県工業は前回のU-20プロコン個人部門で経済産業大臣賞を受賞し、2年連続で受賞している。また、高校プロコンでは三連覇という記録をもつ強豪校だ。
作品名:あったよ!
第33回 U-20プログラミング・コンテスト 団体部門 経済産業大臣賞
HTMLファイルをHTML5で作成するためのプログラムで、HTMLエディタが主な機能。HTMLファイルの作成から実行まで、このプログラムでできる。「HTML Creation Tool」を制作した3人は、情報処理部の3年生。メンバーのプログラミング歴は2年程度だが、インターネットや本を参考にして約半年で完成させた。
作品名:HTML Creation Tool
第33回 U-20プログラミング・コンテスト 団体部門 経済産業大臣賞
Homu(ホム)は、ファイルへのアクセスの制限を行うセキュリティ機構。怒田さんは情報技術を専門に学ぶ学校ではなく、普通高校に通っているが、プログラミングに関しては、すでに5年の経験がある。誰かに作品を見てもらいたかったという理由から応募し、経済産業大臣賞受賞を受賞した。制作期間は約3か月。
作品名:Homu
第33回 U-20プログラミング・コンテスト 個人部門 経済産業大臣賞
「全国高校生プログラミングコンテスト(高校プロコン)」は、国内で最も歴史あるIT系プログラミングコンテストの一つで、全国の工業高等学校に所属する情報技術系の学科の生徒たちが主に参加している。石橋さんは、初参加ながらたった一人でプログラムを開発し、優勝を飾った。
第33回 全国高校生プログラミングコンテスト 競技課題 CHaser2012 優勝
「高校生ものづくりコンテスト全国大会」は、「ものづくり甲子園」の愛称でも知られ、ものづくりに関する技術力を7つの部門で競う。越野さんは、電子回路の設計やプログラム、組立てから検証に至る実技まで総合的に評価される「電子回路組立部門」の優勝者。松本工業はこの部門での常連校として有名だ。
第12回 高校生ものづくりコンテスト全国大会 電子回路組立部門 優勝 厚生労働大臣賞
高専プロコンの競技部門を制したのは、前大会で惜しくも準優勝だった宇部高専。競技の内容は、プログラムを使って、サイコロの山から、大中小3種類のサイコロの個数をできるだけスピーディに正確に数えるというもので、ルールに従って画像処理技術と推定精度を競った。
作品名:常盤は賽を振らない
全国高等専門学校 第23回 プログラミングコンテスト 競技部門 優勝 文部科学大臣賞
市販のバランスディスクを活用し、楽しくバランストレーニングができる支援システム「Top Balancer」で、高専プロコン自由部門の最優秀賞を受賞した。詫間キャンパスは高専プロコン自由部門の常連校で、今回で4回目の受賞。前回は予選落ちだったが、今年は見事に復活をアピールした。
作品名:Top Balancer
全国高等専門学校 第23回 プログラミングコンテスト 自由部門 最優秀賞 文部科学大臣賞
「healTeeth ―歯みがきで磨く明るい未来―」制作チームは、女性3名からなる。歯みがきの大切さを子どもから年配の方まで伝え、歯みがき支援、健康管理を目的としたシステムを開発し、課題部門の最優秀賞を受賞した。弓削商船高専は、今回で9回目の受賞で高専プロコンの常連校だ。
作品名:healTeeth ?歯みがきで輝く未来?
全国高等専門学校 第23回 プログラミングコンテスト 課題部門 最優秀賞 文部科学大臣賞